令和6年10月12日(土)、今年で3回目となる山形家族会恒例の芋煮会を開催しました。
鶴岡ダルク施設長の提案で始めたこの行事、毎年楽しみにしてもらえるイベントとなっています。今年は晴天に恵まれて、さわやかな気分で開催できたこと、とても嬉しく思います。
本人と家族がお話が出来ることはとても貴重で、今回もどんな経緯で薬物にのめり込んでしまったのかを一生懸命話していただきました。そして、その時のお互いの気持ちなども分かり合えて、自分の子供もこんなこと思っていたんだろうなぁ~、と理解できる場面もありました。
みんなとっても良い人たちで愛おしく感じるほど素晴らしい人たちばかりですよ!!
今年はハプニングがありました。
準備をしている段階から、1人のお婆ちゃんがまるで参加者のようにずっとそばに座っていたのです。どなたかのご家族なんだろうか、と思っていたのですが、「空の鍋持参??ん?ん?」なんて・・・
芋煮が出来上がって、みんな揃っていただきます!そしてそばの木陰に座っているお婆ちゃんにも「どうぞ!」
更に、空の鍋にも「どうぞ!」人数分以上の量があったのでお裾分け??
ダルクの方から差し入れしていただいたバーベキューもどうぞ・・・
よくよく話を聞いてみると、なんと近所に住んでいるお婆ちゃんだった。
だいたいの察しはついていたのですが、「山形の芋煮会かと思って来てみた」と。
ところが別の人には「この間の山形の芋煮会では雨が降ったから、今日は晴れて良かったね!」と話していました。
あとでみんなで、その話をして大笑いしました。
予算の関係上、鶴岡からの参加人数を10人までとしておりますが、内心30人ほど入寮している全員に味わってもらいたいと願っています。
来年はダルク参加者を10人から15人に参加人数を増やそうか、とも考えています。
仙台や岩手など、遠くから参加していただいた皆様、準備して下さった皆様にもお礼申し上げます。
来年もよろしくお願い致します。